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サボテンと毛虫

皆さま、お元気でいらっしゃいますか?

秋も深まり、山々の紅葉のピークも過ぎてしまったかもしれません。

以前、次のような詩に出会ったことがあります。

この詩は、1995年に出版された、高敏明詩集の中からのものです。


サボテンと毛虫

わたしは求めた 美しい花束を

しかし 神さまは とげだらけのサボテンをくださった

わたしは求めた 愛らしい胡蝶を

しかし 神さまは ゾットするような毛虫をくださった

わたしは なげき 悲しみ 失望した

しかし 多くの日が過ぎ去ったあと わたしは目を見張った

サボテンが多くの花を開いて 美しく咲き乱れ

毛虫が愛らしい胡蝶となって 春風に舞うのを

すばらしい神さまのご計画


この詩の奥に秘められた作者の思いは、どのようなものだったのでしょうか?

自分にとってあまりプラスにならないと思えるようなことでも、いや、むしろ

嫌なことであっても、それは最善の結果に導くための神さまの素晴らしいご計

画であること、そして神さまの存在とそのご計画を何の疑いもなく受け入れ、

すべてをお委ねすることさえできれば、この世で最高の幸せな生き方が実現す

るのだということを表現しているのかもしれません。

自分の身に起こることを何であっても、そのまま受け入れ感謝できたらいいで

すね。

                        牧師のメッセージより  



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